一年以上前かな、
うちの子が尋常性白斑だと診断されたとき、
ボクは顔面蒼白、ただ立ち尽くし、
その後、涙が止まらなくて、食べ物も喉を通りませんでした。
代われるものなら、代わってやりたいとずっと思っていました。
何軒もお医者さんを回って、
ようやく診断が、誤診だったことが分かりましたが、
その数ヶ月間は、目の前が真っ暗の状態で、必死にもがいていた状態でした。
つい先日、足に障害を持つ子供の親と話す機会があり、
話を聞くうち、丹丹の病気のことを思い出し、涙があふれ出そうでした。
そして、尋常性白斑の件を告げると、向こうの親も涙ぐんでいました。
そのとき感じたのは、子供を守ろうとする気持ちは、みんな同じだと。
きっと、子供が生まれてきた瞬間に感じた、
命のはかなさ、いとおしさにつながるものかもしれない。
でも、その気持ちって、普段生活しているうちに感じなくなっていくこと。
そして、何かあったとき、再び感じるもの。かもしれません。