ユーモアあふれる食事の一幕

うちの奥さんは外国人。

来日25年以上で、日本語検定一級取得。

日本人と遜色ない日本語を使いこなします。

でも、時々言い間違ったりします。

 

今日、昼食の時、タンタンの使っているお茶碗にヒビが入っていた。

表面に細かい線のようなヒビなので、あと何回か落としたり衝撃を与えたら、割れてしまうだろう。

 

そこで、奥さんは先手を打って、

「最近、パパのほうが洗っているからね。」

と、暗に僕の責任だと言わんばかり。

 

僕は心当たりがあるので、黙っていると、

タンタンが助け舟を出した。

「長年使っているからね。そろそろ壊れる時期かもしれないね。」

と、二人の仲を壊さないような発言。

 

奥さんは、ちょっと不機嫌になり、無言でその場を立った。

その後、洗濯機で洗い終わった服をもってきて、ベランダに干しに行く途中に一言。

「ごわりごぶ(五割五分)やね。」

五分五分(ごぶごぶ)って言いたかった?」

 

五割五分って、ちょっと微妙やな~。どっちかがちょっとだけ悪いやん。

受験勉強の合間のひととき、三人で大笑いでした。

子離れ出来ない親にはなりたくない

大学受験まであと十ヶ月。

本気モードに入ってきたように思える。

でも、目標の大学に行きたいのなら、今のペースではまだまだ足りない。


先週、そういったことを言ったら、めちゃくちゃうざがられた。もう、分かってるよ‼️と。


親って損な役回りだと思う。

子供のことを大切におもっているけど、子供にはなかなか伝わらない。

伝わらないどころか、うざがられる。


一歩ひいてみて、俯瞰的に自分をみてみると、

やっぱりうざいのかな。

自分が子離れ出来ない親みたいに見えてくる。


とにかく、タンタンが十ヶ月後にどんな選択をして、どんな結果になっても、尊重してあげよう。

そんな親になりたい。出来るのかな?

14歳の栞 追記

映画『14歳の栞』を観てきました。

2020年の劇場初公開の時に一度観たので、今回が2度目です。

この映画は実在したとある中学校の2年6組の生徒のドキュメンタリーです。

 

一度目に観たときは、物語も特になく、淡々と進んでいくので、いったい何を見せられているんだろうって思ってた。

でもクライマックスの3学期終業式の時、自分がその中の一人だったんだと気づいた。

 

自分が中学生の頃を走馬灯のように思い返すことのできる。

まだ子供で、少し大人に近づいていく頃、自分はいったい何を考えて、どんな気持ちだったんだろう。

ちょっと気になる子もいたし、同級生と冗談を言い合ったり、疎外感を感じたり、部活動に一生懸命になったり。

もう戻れないけど、この映画を通して、自分の忘れていた記憶を呼び覚ましてくれます。

 

この映画は観ているときより、観終わった後のほうが、より深く心に響いてくる不思議な映画です。

 

劇場でしか観れない珍しい映画です。

今までのところ、毎年春頃になると上映されるレアな作品ですが、いつ上映が終わるのかわかりません。

もし気になっている方は、迷わず観に行かれることをお勧めします。

 

二度目の 14歳の栞

やばい、やばい、やばい。

大阪でも上映してるけど、池袋の映画館で見ることになってしまった。

 

うゎぁ、なんだかめちゃめちゃ贅沢な時間やわ。

やばすぎ。

 

1回目にみた時より、はっきり見えた。

何だか安心感と、満足感、みていくうちに登場人物に自分を重ねていた。

学生の頃、あんなに心が若くて、純粋で、精一杯生きていたんだなって。

ゾン100を見て、親孝行を考える

アニメのゾン100を見てから、親孝行のことを考えるようになった。

 

「親ってすごいよね。自分で働いて稼いだお金を子供に使うんだもん。お母さんに、子供ってそんなにかわいい?って聞いてみたら、かわいいよって言われたよ。」

これは、先日大学生と話した時、気になった一言。

 

確かにそうだよな。

自分で働いて稼いだお金だけど、子供が塾に行くとか、学校の授業料とか、普通に払っている。

 

子育てをやっていると、当たり前に思っていたんだけど、改めてそんな話を聞いてみると、これって普通にすごいことなんだなと思った。

 

自分がそうしていることって、実は自分の親も同じようにしていたかもしれない。

親は、子供には自立して一人前になって欲しいと願っている。

 

子供は今を一生懸命に生きることだけでも、実は親にとっては喜ばしいことで、親孝行なんだと思う。

 

親からもらった身体と心を大切にして生きるだけでも、親孝行なんだと思った。

覚悟を決めるとき

覚悟を決めるってどういうことなんだろう。

覚悟を決めた人って、目標に向かってゆるぎない気持ちを持ち、突き進んでいく。

その強さを持つ。

 

仕事でも受験でもそうだけど、そういう覚悟がないと、頑張れない。続かない。

しかも、その覚悟は、自分でしか得られない。

自分で考え、自分で目標を定め、覚悟を決める。

 

『勇往邁進』

今年の最初に決めた言葉。

 

覚悟を持つに、遅すぎることはない。

決めたその日から、突き進め。