ボクのお父さん

最近良く思うことなんだけど、

子供が生まれて、性格が変わっちゃっていうか、

子供を育てることに、一生懸命になってる自分がいる。

どうやったら、笑顔で育つんだろうって、

自分の思うことをしっかり言えるようになるんだろうって、

やっていいことと悪いことを、分からせられるんだろうって、

それを考えながら、丹丹と接している自分がいる。



ふと、ボクのお父さんのことを思い出してみる。

お父さんに遊んでもらった記憶は・・・

あんまり、、、ない・・・

それよりも、

お父さんは怖いっていう印象の方がつよい。



ボクのお父さんは、いまでも言うけど、「うちの子育ては、放任主義。」 らしかった。

そういう主義があるのか知らないけど、だから、遊んでもらった記憶がないのかな。



実は中学の頃、ボクは塾に行きたかったけど、それが言い出せなかった。

学校が荒れて、特に数学の授業が成り立ってなくて、

みんな騒ぎっぱなしで、全然数学が勉強できなかったから。


でも、ボクはうちが子供三人いて、経済的に厳しいんだって、なぜか思い込んでて、

親に負担を強いることを、言い出せなかった。

それに、それを言うとお父さんに怒られるんじゃないかと、怖かった。


ボクが大学に行く頃、お父さんは失業中だった。

京都の大学に行きたくて、アルバイトでも何でもして通うと心に決めて、

お父さんに相談したら、猛反対して、ダメだといった。

そして、ボクは地元の大学に通った。



いま、ボクは、丹丹に怒ることは、ほとんどない。

牛乳をこぼして、じゅうたんがべとべとになっても、怒らないし、

家の壁に落書きをしても、怒らないし、

パパの大切な時計をおもちゃ箱に入れて遊んでも、怒らない。


怒ることで、いろんなことを試してみたい気持ちが萎縮してしまいそうだと思うので。


でも、道路に飛び出したり、おもちゃで友達を叩いたりしたときは、

厳しく怒る。


そして、怒られて泣いた丹丹に、しばらくして、なんで怒ったのか教えて、

一緒にゴメンナサイを言って、パパと仲直りの握手をする。

いま、丹丹にとっては、"怒られたこと" と、"パパとケンカした"が、イコールになってるから、

そうすることで、丹丹の気持ちも落ち着いて、納得してくれる。

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そうした子育ては、

自分が親にそうして欲しかった欲求が、ココロのどこかにあるんじゃないかなと、

最近、思うようになってきた。


ボクが丹丹に、良いことと悪いことの区別がついて、

丹丹の長所を伸ばしてあげたいと思うのは、

ここから来ているのかもしれない。


イロイロな親がいて、イロイロな子育てがあるけど、

ボクは子供は宝物だと思う。

そして、子育てって、親にとっても大切な経験だと思う。


子供が生まれたら、親になるんじゃなくて、

子育てをして、やっと親になれるんだなって、最近思うようになった。

ボクは、まだまだ始まったばかりだけどね^^


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