タンタンは今年18歳になるのですが、
小さいころからずっと側にいて、成長を見てきました。
「その人はきっと、自分の幸せを入れる箱に穴が開いていることが分からず、手から幸せが零れ落ちているんだよ。」
と、タンタンは言いました。
今日、ある人のことを話している時に、タンタンがどういう見方をするのか聞いてみたところ、そんな話をしてくれました。
その人は、人のマウントを取るのが好きで、傷つける言葉を平気で言っていました。
ボクはその人から、大きな心の傷を負いました。
辛かった思いは消えないけれど、数年経って、その人のことを色々考えていました。
でも、どう理解したらいいのか、わかりませんでした。
タンタンが言った言葉は、的を得ていました。
自分の子供から、的確で、しかも相手のことも尊重している言葉が出てくるとは思わず、びっくりしました。
小さいころは、子供が笑うだけで、自分の気持ちもはれて、
美味しいものを食べて、子供が喜ぶだけで、自分も嬉しかった。
タンタンが10代後半になって、生き方の芯をついてくるような言葉を聞かせてくれるなんて、想いもしませんでした。
子育てって、大変な面もあるけど、子供も自分も成長させられる良い機会なんだなと、
今日改めて認識しました。